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2006年からニッチな趣味をテーマにしたオンライン講座で起業。マーケティングが趣味で、2017年からビジネスをお伝えする情報発信を開始。リストマーケティングを活用した息の長いビジネスモデルを構築するのが得意。⇒詳しいプロフィールはこちら

Kindle電子書籍のタイトルは売上に直結します。多くのKindle本は立ち読みできないので、タイトルと表紙で惹きつけて手に取ってもらうしかないからです。

「内容が良ければ売れるのでは?」と思うかもしれません。もちろん内容が良ければ高評価レビューが付いたり、口コミで売れる可能性も高まります。

ですが、読まれない本の内容なんて誰も知りえません。まずはタイトルが全てなのです。

そこで、これまでKindle本を30冊出版し、その多くでランキング1位を獲得してきた売れるKindle本のタイトルの付け方を解説します。

売れないKindle本や電子書籍のタイトルを変えるだけで売れるようになったりもしますので、参考にしてみてください。

【動画解説】Kindle電子書籍のタイトルの付け方

Kindle電子書籍のタイトルを付けるコツ

Kindle本を売るためのタイトルの付け方

本記事では、

  • ヘッドコピーの4要素を盛り込む
  • 売れるKindle本のタイトルの型
  • 売れるKindleのタイトルの文字数

以上3つの観点から解説していきます。

ヘッドコピーの4要素を盛り込む

コピーライティングの巨匠、ジョン・ケープルズは成功するヘッドコピーの要素をこう定義しています。

ヘッドコピーの4要素
  • ベネフィット
  • 新情報
  • 興味関心を煽る
  • てっとり早く解決できる手軽さ

参考:ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則

もちろん、これらの要素はKindle本のタイトルでも有効ですので、意識して盛り込むようにしましょう。

では、1つずつ詳しく解説していきます。

ベネフィット

ベネフィットとは、「読むことであなたがどう得するのか?」という意味です。

ラベル名
  • 5キロ痩せられる
  • 10万円稼げる
  • 英語が話せるようになる

このように、その本を読んだあなたがどうなるのか?これを表したものがベネフィットになります。

さらに、「5キロ痩せて夏の海をエンジョイしよう」と、その後の理想を見せることもあります。書籍のタイトルでは、テーマを一言で伝えるパターンがよく見られます。

タイトルの例

『机に向かってすぐに集中する技術』
『ちいさなことにイライラしなくなる本』

新情報

これは読んで字のごとく、新しい情報を盛り込んだタイトルです。人は新しいものや流行りなどに強い関心を抱くものです。

タイトルの例

『最新Webマーケティング2017』
『「新しい働き方」ができる人の時代』

他にも流行語や、新しい概念としての造語を入れるパターンなども見られます。

興味関心を煽る

「え、それってどういうこと?」
「どんな内容が書かれているのだろう?」

このように中身が気になるようなタイトルです。このパターンは質問系やギャップを使うことが多い傾向があります。

タイトルの例

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
『余命一ヶ月の花嫁』

てっとり早く解決できる手軽さ

「それほど簡単なら自分にもできそうだ」

こう感じさせるタイトルです。

人間は誰でも楽して早く目標を達成したいものですので、その心理を突いたパターンです。

タイトルの例

『たった5分で体が変わる すごい熱刺激』
『寝ながら稼ぐ121の方法』

売れるKindle電子書籍のタイトルの型

売れるKindle本のタイトルの型

売れるKindle本のタイトルに盛り込むべき4つの要素をお伝えしましたが、ここからは実際に売れているタイトルでよく使われている型を紹介します。

あなたのKindle本のテーマに合わせて、穴埋め式のよう使ってみてください。

ベネフィット直球型

この本を読むとどうなるかを直球で伝えるタイトル

タイトルの例

『7日間でマイナス2キロ!読むだけで痩せるダイエット』
『2週間で目が驚くほど良くなる本』

ギャップ型

ギャップを出して興味関心を惹くタイトル

タイトルの例

『ホームレス中学生』
『余命一ヶ月の花嫁』

テーマ型

本のテーマを一言で伝えるタイトル

タイトルの例

『経営戦略の教科書』
『世界No1プレゼン術』

「教科書」「●●術」「●●する方法」などが多い

質問型

答えが気になり、読みたくなるタイトル

タイトルの例

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
『よい製品とは何か』

非常識型

ギャップと似ているが、常識では考えられないことで興味を惹くタイトル

タイトルの例

『お金は銀行に預けるな』
『専門家はウソをつく』

どちらも勝間和代さんの著書ですが、彼女の著書のタイトルは参考になるものが多いですよ。

比較型

優劣・大小などを並べるタイトル

タイトルの例

『金持ち父さん 貧乏父さん』
『ゾウの時間ネズミの時間』

命令型

本のテーマを強めに言い放つタイトル

タイトルの例

『問題は解決するな』
『小さいことにくよくよするな!』

ありえない話し

非現実的だけど気になるタイトル

タイトルの例

『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』
『日本がもし100人の村だったら』

数字型

具体的な数字を出して信頼性を上げるタイトル

タイトルの例

『ゴルフは考え方が9割』
『0円で8割をリピーターにする集客術』

売れるKindle電子書籍のタイトルの文字数

次に、タイトルの文字数を見ていきます。まずはKindle本がどのように表示されるかチェックしましょう。

【検索一覧】売れるKindleのタイトルの文字数

【ランキング一覧】売れるKindleのタイトルの文字数

【関連本一覧】

売れるKindleのタイトルの文字数 売れるKindleのタイトルの文字数

このように、ズラッと表紙とタイトルが並んでいます。

ユーザーは上から下へスクロールして本を探していきますよね?この時、タイトルが長いとゴチャゴチャして認識されにくくなってしまいます。

では、具体的にKindle本のタイトルは何文字程度にすればいいのか?

そのヒントを今からお伝えします。

ヤフートピックスの文字数

ヤフートピックスのタイトルは13文字以内と決まっています。

売れるKindleのタイトルの文字数

これは人が一度に知覚できる範囲が9~13文字程度と言われているからです。そして、ヤフーはタイトルを「読ませる」のではなく「見せる」という意識を持っています。

同じように、タイトルがズラッと並ぶKindle本でも文字数は13文字程度にするべきと言えるでしょう。

13文字は短すぎる?

とは言え、タイトルを13文字以内にするのは難しいです。実際、売れている電子書籍を見ても13文字以内のものは多くありません。

そこで、もう1つヒントになりそうな資料があります。

それがこちら。

売れるKindleのタイトルの文字数

Googleの検索結果では、タイトルが32~35文字表示されます。

綿密なテストを行うGoogleのことですから、それがベストな文字数ということでしょう。

そこで僕はヤフーの13文字とGoogleの32文字の間をとって、Kindle本のタイトルは最長で22~23文字くらいだと思っています。

ベストは13~16文字くらいでしょうか。18文字という人もいますし、正直この辺りは正解というものがありません。

ただ、短いほうが良いというのは間違いないでしょう。

まとめ

Kindle本を売るためのタイトルの付け方を解説してみましたが、いかがだったでしょうか?

慣れないうちは、実際に売れているKindle本を参考にしてみるのがオススメです。タイトルを研究していると、同じようなパターンが多数見られるはずです。

例えば、

「●●の教科書」
「●●はするな!」
「なぜ●●は△△なのか?」
「もし●●が○○したなら」
「人生で必要なことはすべて●●で学んだ」

あなたもこのようなタイトルを見たことがあるはずです。

そのようなものを参考にしつつ、ベネフィットなどを盛り込んでみるのもいいでしょう。

タイトルはKindle本の売上に大きく影響しますので、じっくり時間を掛けて考えてみてください。

さらに具体的なKindle本を売る方法については、こちらで詳しくお話しています。ぜひチェックしてみてください。

Kindle出版完全攻略マニュアル

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