キャッチコピーの作り方 初級編

ライティング

キャッチコピーの作り方 初級編

「買ってさえくれれば、商品の良さが伝わるのに・・・」
「アクセスはあるのに何で売れないんだ!!」

もしあなたがこのような悩みをお持ちでしたら、
キャッチコピーを改善してみましょう。

キャッチコピーには売上を何倍にも上げる力があります。

物や情報が溢れ返り、
同じような商品が並んでいる時代。

そんな中で
”あなたの商品を選んでもらう”にはどうすれば?

その答えの1つがキャッチコピーです。

これから具体的な
キャッチコピーの作り方をお話しします。

あなたの商品やサービスに
置き換えながら読み進めてください。

キャッチコピーの威力

「キャッチコピーが重要!」と言われても
なかなかピンとこないと思うので、
つい最近のわかりやすい実例を紹介します。

以下は僕が7日前に出品したココナラのサービスです。

出品記念価格!Kindle出版をサポートします テーマ選びから原稿・表紙画像作成まで全てお手伝い!

そしてこちら↓

キャッチコピーの作り方

僕のも含めて3つのサービスが並んでいます。

 ・商品内容は同じようなもの
 ・価格は全て同じ
 ・僕の商品は他2つより圧倒的に販売日数が短い
 ・初出品なのでココナラ内の実績やブランディングは皆無

このような条件ですが、結果はどうでしょう?

僕の商品にはレビューが8つ、
お気に入り登録者も10件と一番多いです。

※お気に入り登録=サービスが気になる人が登録する機能。

ちなみにスクショを撮った段階では
2件はメルマガ経由での購入です。

その分僕の方が有利ではありますが、
それ以外はココナラ内でのオーガニック検索経由です。

なぜ、同価格で似ている商品なのに差が出てしまうのか?

それはキャッチコピーが違うからです。

もしかしたら他2つの方が
僕のサービスより充実しているかもしれません。

ですが、サービスの内容自体は
実際に購入しないとわかりませんからね。

出品するだけで放ったらかしでも売れてしまう。

これがキャッチコピーの力です。

キャッチコピーとは?

「読み手の心を掴み、興味を持たせる」

これがキャッチコピーの目的です。

”キャッチコピー自体で売り込む”みたいな
勘違いをしている人もいますが、そうではありません。

興味を持たせ、お客さんに立ち止まってもらうのが
キャッチコピーの役割です。

つまり、フレーズだけでなく
画像なども大切な要素ということですね。

フレーズ・画像などでお客さんの興味を惹き付け、
商品内容を読んでもらい、クロージングする。

このような流れになります。

そもそも興味を持ってもらえなければ
商品内容も読まれませんので、
キャッチコピーは最も重要なパーツと言えるでしょう。

キャッチコピー 2つのポイント

比較的簡単にキャッチコピーを書くために、
2つのポイントを紹介します。

他にもテクニックはたくさんあるのですが、
誰でも取り入れやすく、効果抜群の2つに絞ってみました。

共感を得る

「この商品は自分のためのものだ!」

読んだ瞬間にこう感じてもらうキャッチコピーです。

そのためには、

 1 どんな人に買ってもらいたいか?
 2 その人はどんなことを感じているか?
 3 その人たちにどう役立てるのか?

この3つを考えてみましょう。

先ほどのココナラ商品

このサービスの対象は以下の人たちです。

 ・これからKindle出版に挑戦する人
 ・出版に挑戦したけど挫折した人

ですので、アイキャッチ画像で

『出版してみたいけどネタがない』
『原稿の書き方がわからない』
『表紙画像が作れない』

このように対象者の悩みを羅列し、
「それ、自分のことだ」と感じてもらえるようにしています。

「副業の手段としてKindleに興味ある」という人向けなら
書き方が全く違ってきます。

 ・Kindleは稼げます。
 ・誰でもできる、初心者にオススメの副業

このような切り口にする必要があるし、
サービス名も

「初心者でも最短で稼げるKindle出版の始め方」

などに変更した方が賢明です。

具体性

商品の魅力や購入者のベネフィットを
可能な限り具体的に表します。

またまた先ほどのココナラ商品を例にすると、

「テーマ選びから原稿・表紙画像作成まで全てお手伝い!」

このようなキャッチコピーにしています。

この商品を購入することで、
完全サポート付きで出版デビューが保証されているのが
一発で伝わると思います。

「出版デビューの夢、叶えませんか?」

このような抽象的なキャッチコピーは響きが良いですが、
サービスの魅力は伝わりにくくなります。

つまり、ひと目でお客さんを惹き付けることはできません。

それよりもズバッと商品の魅力を伝えた方が
強いキャッチコピーが作れるのです。

また、手軽に具体性を出すなら数字を使うのも効果的です。

「1週間で5キロ痩せる」 ← 期限と効果が具体的
「1日10分で・・・」   ← 手軽さが容易に想像できる
「ランキング1位獲得!」 ← 人気度が具体的

全ては”パクり”から

キャッチコピー作成の上達で一番効率的なのは
売れているパターンをパクることです。

自分が惹き付けられたキャッチコピーを
常にメモする癖を付けましょう。

てっとり早くサンプルがほしい場合は、
こちらの2冊がオススメです。

コピーライティング実践スワイプファイル
(↑僕の著書です)

売上が上がるキャッチコピーの作り方

どんどん数をこなし、商品や公開する媒体に適した
キャッチコピーを作れるように訓練しましょう。

テストする

キャッチコピーは作って終わりではありません。

真剣に考え、最高のキャッチコピーができても、
それが売れるかは公開してみないとわからないのです。

例えば僕のココナラ商品は、
「これからKindle出版に挑戦する人」を対象にしています。

このサービスの売れ行きはなかなか好調ですが、
「オススメ副業としてのKindle出版」にすれば
今の5倍売れるかもしれません。

それはやってみないとわからないので、
テストが重要なのです。

ただ、売れているのにわざわざ変更する必要はありません。

テストの目安は

 ・売上好調   → 放置
 ・売上不調   → 1週間ほど様子見。好転しなければ変更
 ・売上落ち着く → 変更して1週間ほど様子見

このように自分なりのルールを作るといいでしょう。

A/Bテストや広告の種類、商品の掲載媒体、アクセス数など
様々な状況がありますからね。

ABテストについてはこちらの記事もどうぞ

まとめ

以上、初心者向けキャッチコピーの作り方でした。

売れるキャッチコピーが作れるようになると、
販売がとても楽になります。

僕のココナラ商品やKindle本が
放ったらかしで毎日売れていくのは完全にキャッチコピーのお陰です。

アクセスはココナラやAmazonが集めてくれますので、
あとはキャッチコピー次第となります。

良いキャッチコピーが書けないと、
いくらアクセスがあっても売れません。

放ったらかしで稼ぎたいって人は
キャッチコピーの勉強が一番の近道かもですね。

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